オールメンバーレフリー、 オールメンバーコーチ を目指して(審判員制度の改定について)

一般社団法人日本インディアカ協会は、2023年度から現行の審判員制度を改定し、新たな審判員と指導者の制度を導入します。

これまで運用されてきた審判員ならびに指導者制度は、審判員と指導者の役割分離について文部科学省から指導を受け、2006年(平成18年)4月に表明した「組織育成強化3ヵ年計画」に基づき制定された制度です。審判員制度は今日まで約18年間運用し、指導者制度は2012年度に「公認指導者移行講習会」から始まり「公認上級指導者」を育成するなど約10年間運用して今日に至っています。

新たな審判員制度は、現状の会員数と市区町村・都道府県協会の実情に鑑みて、これまでの審判員と指導者の役割分離を改め、それぞれが審判員である立場を基本として指導者を目指す、審判員と指導者の一体化を図る制度です。
また、市区町村大会、都道府県大会、ブロック大会、全国大会が相互審判員制で実施されようとしている今日、新たな審判員制度の運用により“オールメンバーレフリー(審判員)”・“オールメンバーコーチ(指導者)”を目標として、これからのインディアカのスポーツスタイルを目指すものでもあります。

特に新たな名称で設置する「公認統括指導士」は、各種の大会においては高度な審判技術をもってゲームをコントロールする最高の審判員です。さらに、インディアカ教室の指導、クラブ(チーム)づくり、公認審判員とコーチの育成プログラムを展開する実践指導者であると共に所属市区町村並びに都道府県協会を経営する組織指導者になり得る人材でもあり、今後のインディアカの発展に寄与することが期待されます。

新たな審判員制度は2023年4月からスタートします。

これに先立ち、2023年1月~3月に全国5か所で、新たな審判員制度に対応するための研修会を開催します。(日程等は、別掲「2022年度研修会のお知らせ -開催要項・カリキュラム・申込書-」をご参照ください。

※この2023年1月~3月実施の研修会で対象となる方は次の資格所持者です。
   公認A級審判員
   公認B級審判員
※有効期限が2024年3月、および2025年3月の「公認A級・B級審判員認定証」は、その期限まで新しい制度の資格証としてお使いいただきます。更新の際に新しい制度の資格証を発行いたします。
※公認C級審判員資格は、自動的に「公認審判員」資格として登録されます。
※現在の公認C級審判員認定証はそのまま「公認審判員」証としてお使いいただきます。次の更新の際に新しい審判員の名称「公認審判員」の資格証を発行します。