【ワールドカップ2025 結果速報】
第7回 インディアカ世界選手権が2025年8月4日から8月9日にかけて、エストニアの都市タルトゥにて開催されました。日本からは選抜された日本代表選手団が参加し、輝かしい成果を収めることとなりました。
今回は世界大会の応援およびジャーナリストとして同行していただいた、松村美海さんの報告を一部掲載させていただきます。
第7回インディアカ世界選手権 大会結果報告
日本代表シニア混合の部 第3位(銅メダル)
日本代表シニア女子の部 第3位(銅メダル)
日本代表シニア男子の部 第4位
今大会では2つの部門で銅メダルを獲得することができました。
惜しくも金メダルには届きませんでしたが、世界大会という大舞台で日本にメダルをもたらすことができました。クラウドファンディングなどで応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
出場された皆様、心よりお祝い申し上げます、おめでとうございます。


寄付のお礼、皆様への感謝
この度は、インディアカ日本代表へのご支援をいただき、誠にありがとうございました。
インディアカプレーヤーの皆様はもちろん、この競技を初めて知ってくださった方々からも多くのご寄付をいただきました。また、愛知県のチームの皆様には貴重な練習機会を設けていただきました。
いただいたご寄付は選手派遣費用の補助として、練習環境は技術向上のために、それぞれ大切に活用させていただきました。皆様のご支援のおかげで、安心して全力でプレーに集中することができました。
チーム一同を代表して、心より御礼申し上げます。
(文責:ジャーナリスト 松村美海)
感想
初めて世界大会に参加した者として、驚きの連続でした。まず施設や道具、会場の雰囲気など、設備が充実しており、身が引き締まる思いでした。
また、世界大会では5人制やスクリーンなど、日本ではまだ普及していないルールを使用しており、新たな魅力が詰まったインディアカを体験できました。
そんな中、トップレベルの選手たちとの試合を間近で観戦し、個人の能力が高いのはもちろんのこと、各国の団結力の強さに圧倒されました。全力で応援する姿にチーム力を感じ、コートに立っている選手だけがメダルを目指しているのではなく、応援している人も含めて全員でメダルを目指しているのだと実感しました。
皆さんにも、ぜひプレーだけでなく各国の熱い応援もご覧いただきたいと思います。


日本代表の活躍
今回のメンバーには、過去に出場経験のある選手に加えて、初出場の選手もいました。しかし、どの選手も世界の舞台で堂々としたプレーを見せてくれました。
特に印象的だったのは、チーム一丸となって戦う姿勢でした。1人がレシーブした羽を確実に繋げ、見事にチームとしての結束を示しました。
また、第3セットまでもつれるような厳しい試合展開でも最後まで諦めることなく、粘り強いプレーで相手チームを苦しめる場面が何度もありました。その結果、シニア混合の部とシニア女子の部の両部門で銅メダルを獲得するという素晴らしい成果を残すことができました。
世界大会という大舞台で、日本代表として誇れる戦いぶりを見せてくれた全ての選手を讃えます。




(写真提供:松村美海)
インディアカを通じた世界との交流
世界各国の人々と交流する中で、思いもしなかったインディアカ仲間との深い繋がりを築くことができました。
日本ではレクリエーションという認識が強かったインディアカでしたが、世界大会に参加したことで見方が大きく変わりました。競技人口はまだ少ないものの、国境を超えて多くの人々が集まり、全力でプレーする姿には確かな感動がありました。そこには、スポーツが持つ普遍的な魅力と感動のストーリーが生まれていたのです。
この経験を通じて、インディアカは単なるレクリエーションではなく、真の競技性を持つスポーツであることを実感しました。
日本のインディアカ発展のためにも、より多くの若い世代に世界大会を体験してもらいたいと思います。この素晴らしい体験を、ぜひ全会員の皆様と共有したいと考えています。
詳細は、インディアカ国際協会のHP(https://www.indiaca-iia.com)でご確認ください。
◆ワールドカップ2025動画
Indiaca World Championships 2025 – Day 2 | Court 1 | Senior Women
Indiaca World Championships 2025 – Day 1 | Court 3 | Senior Mixed